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心と体

2010年7月 7日 (水)

blog中断します

 

予定通り7/8-15の間、冠動脈疾患の治療のため入院いたします。その間、blogの更新はいたしませんので予めお知らせいたします。

# とはいえTwitterがあるので、”点滴中なう。右腕が動かせないので携帯が操作しにくい”なんてつぶやいているかもしれません。

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2010年6月28日 (月)

7泊8日入院決定

 本日病休。筑波メディカルセンターを受診。
 昨年とは別の3箇所について、PCIの適用が適当とのこと。血液検査の結果から見てもHbA1cは6%以下と高くないので糖尿病とは考えられず、バイパスよりはDESが良いだろうと。
 既にDESを留置した6カ所については、血栓や再狭窄は認められなかったので、そちらのリスクは高くないと考えて良いだろう。
# 患者的にも、PCIのみであれば術後の投薬が増える訳ではなく、日常生活の留意点も同じなのでその方がありがたい。

 結局、3カ所の病変(右冠動脈後下降枝手前、#3に1カ所、左冠動脈#11と#15に各1カ所)を2回に分けて治療するため7泊8日の入院と言うことになった。
---
血圧: 120-80以下でコントロールされている。
血液検査の結果
 LDLコレステロール: 74
 HbA1c: 5.6
なので、測定できる動脈硬化のリスクファクターはよくコントロールされている。その他、肥満、運動不足などが言われているが、これらはLDLコレステロール値に影響して動脈硬化を進めるのであれば、投薬でコントロールされているはず。

前回の治療から8ヶ月で新しく狭窄ができていたことに医師も不思議がっていた。

あとは性格とストレス?性格は直るものではないしなぁ・・・。

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2010年6月24日 (木)

良いニュース、悪いニュース

 「良いニュースと悪いニュースがある。良いニュースだ。奥さんの出産は無事終わり、母子ともに健康だ。そして悪いニュースだ。君の子供達は三つ子だよ。」

 という種類の小話がある。6/23にPCIの8ヶ月目のフォローアップで行われた冠動脈造影検査の結果は、まるでその類だった。

「良いニュースと悪いニュースがある。良いニュースはPCIで埋め込んだステントは6カ所とも再狭窄も血栓もできてなかったよ。悪いニュースは、前回は無かった新しい狭窄が3カ所できてたことだ。」

かくして、7月中にはおそらく2泊3日の入院をすることになるだろう。既にステンとを挿入した先にさらに新しいステンとを挿入するのは難しいらしい。場合によってはバルーン治療のみということもあるかもしれない。

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2010年6月22日 (火)

ドック入り

 昨年10月20、23日に狭心症の治療のためPCIをうけてから8ヶ月目になります。ということで、冠動脈に挿入したステントに再狭窄が生じていないかどうか確認するため、23、24日は冠動脈造影検査のため検査入院します。造影検査の後はヨードを大量に含む造影剤を排出するため、点滴三昧で片腕が動かせませんので本も読めず・・・多分寝てるしかありません。

 8ヶ月目というのは再狭窄の一つの目安になっている期間で、この時期に再狭窄の程度が75%を超えると再治療が必要とのこと。近年普及している薬剤溶出性のステントではPCI後8ヶ月目に再狭窄が発生する頻度は平均8.9%程度と言われており、そう高くはないものの私のように複数箇所にステントを留置しているケースの再狭窄率は良くわかりません。
 ともあれ、再狭窄、血栓、新しい狭窄が発生しておりませんように。そんなわけで、明日はお休み。

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2010年3月 6日 (土)

異所性脂肪?

 NHKの"追跡A to Z"で異所性脂肪をトピックに特集していた。

 英語ではどう言うのか?多分、"ectopic fat"かな。皮下脂肪でも内臓脂肪でもない脂肪がやせた人でも糖尿病を引き起こす恐れがあるということらしい。
 関連する論文

PubMedで表題に"ectopic fat"を含む論文を検索したら出てきました。腸の微生物叢がエネルギー恒常性と異所性脂肪の蓄積の調節をしている・・・らしい。似たような報告は最近相次いでいて、

腸の表面の糖鎖べん毛のレセプターをノックアウトしたマウスでは腸の微生物叢が変わってメタボになる・・・らしい。

こういった実験は、何が原因で、何が直接の操作の結果なのか、切り分けが難しい気がするが、腸の微生物叢は多面的に人の健康を左右するようだ。

そのうち”抗肥満ヨーグルト”とか、”BMIが気になる方へ”という微生物叢をコントロールするトクホが作られる様になるかもしれない。

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2009年11月25日 (水)

トランス脂肪酸に表示義務?

ヒトの介入研究では、飽和脂肪酸を含む食事と同様に、トランス脂肪酸を含む食事の摂取は、血中LDL コレステロールを増加させ、その影響は直線的な用量反応関係であることが示された。トランス脂肪酸の高摂取は、虚血性心疾患のリスクを増大させる可能性がある、とのこと。(EFSAのレポートより)

消費者担当大臣がなんだか、がんばっておいでの様子。

トランス脂肪酸、含有量表示検討へ…消費者相  

マーガリンなどに含まれ、大量に摂取すると心臓疾患のリスクを高めると言われるトランス脂肪酸について、福島消費者相は24日、閣議後の記者会見で「含有量の表示を食品の成分表示で義務づけるよう、消費者庁で検討する」と述べた。
 トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増加させる一方で、善玉コレステロールを減少させることから、欧米などでは含有量が規制されており、「国内でも規制すべきだ」という声が消費者団体などから上がっていた。福島消費者相は「日本人の食生活では直ちに影響はないと言われているが、啓発のためにも表示する方向で業界からも意見を聞いていきたい」とした。
(2009年11月24日11時41分  読売新聞)

トランス脂肪酸の食品としてのリスク評価は食品安全委員会が行っており、既に評価結果を公表しています(PDF)。これによると、

今回の食品安全委員会の調査結果から、日本人一日当たりのトランス脂肪酸摂取量は、食品群別摂取量から推計(積み上げ方式)すると平均0.7g(摂取エネルギー換算では約0.3%)で、食用加工油脂の生産量から推計すると平均1.3g(同約0.6%)でした。これらの値は、総エネルギー摂取量の1%未満となりました。ただし、これらの推計は、国民健康・栄養調査の平均値を使用しているため、個人のばらつきを把握することは困難です。脂肪の多い菓子類や食品の食べ過ぎなど偏った食事をしている場合では平均値を大きく上回る摂取量となる可能性はありますが、現時点では、その程度について予断できません。
 したがって、消費者の健康保護の観点から、今後とも、日本人(又は日本での)の摂取量や各摂取レベルにおける健康への影響等に関する国内外の新たな知見を蓄積していくことが必要であると考えられます。

平均的な食事を取ってる限り特段のリスクは無いけれども、取りすぎると油断できないよ、とのことで、福島大臣の認識とそう違いはない模様。

しかし、”啓発のためにも表示する方向”というのはどうなんだろう?食品表示の法的根拠はJAS法と食品衛生法。前者は消費者の選択の自由のための表示、後者は健康の保護に関わる表示を規定している(わかりやすい解説はこちら)。なので、啓発っていうのはどちらなんだろうか。

食品安全委員会では、知見の集積は必要としつつも、健康の保護という観点では特に問題視していないので、食品衛生法を根拠にするのは難しいように思う。

さてそこで、日本人の虚血性心疾患による死亡率に関する統計を見ると、 北畠顕ほか「虚血性心疾患の一次予防ガイドライン」2006年改訂版によれば、1997-2003の間、”旧ソビエト連邦の構成国ならびに東欧・北欧の死亡率が上位を占め,ついで西欧・北米の先進諸国が続いている.これに対し日本の死亡率は先進国の中で最も低く,東欧・北欧の1/8~1/10,西欧・北米の1/5 に過ぎない.”とある。

つまり、これらの報告から言えることは、

  • 日本人一日当たりのトランス脂肪酸摂取量は、米国の1/4-1/8、ギリシャと同等か1/2程度に過ぎない。
  • 日本人の虚血性心疾患による死亡リスクは先進国中最低水準で西欧、北米の1/5程度。

ということであって、科学的見地からは、食品中のトランス脂肪酸に対して何らかの対策を執っても平均的な国民の健康の維持向上に特段の効果が見込める状況にはない、と言って良いだろう。

# ここまで書いて、以前FoodScienceに国立医薬品食品衛生研究所の畝山さんが似たような話を書いていたことを思い出した。こちら

私、狭心症持ちです。つまり、冠動脈で動脈硬化がおこって心筋への血液の循環が悪くなって治療を受けています。ちなみに、牛肉はあまり食べません。マーガリンは滅多に食べません。デニッシュのようなパンもほとん食べないので、ショートニングも口にしません。

ちなみに、虚血性心疾患の要因としては、 北畠顕ほか「虚血性心疾患の一次予防ガイドライン」2006年改訂版の”6.精神保健”の項にによれば、

 健康に影響を及ぼすストレス要因としては,仕事の負荷,責任などの仕事の要求度,仕事を行なう上での裁量度や自己能力の発揮などの仕事のコントロール,および職場の人間関係としての上司,同僚の社会的支援がある.
 特に仕事の要求度が高く,仕事のコントロールが低い職場で精神的緊張度が高く,健康問題が生じやすい.さらに,職場での上司・同僚の支援が低いことがもっとも問題を生じやすい.

(略)仕事の要求度が高く,仕事のコントロールが低い高ストレイン群での虚血性心疾患の相対危険度は1.5~5 倍である.

あ・・・、これはまずいなぁ。ステント内の血管内皮が再生するまでにあと7ヶ月くらいかかるはずだし。

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2009年10月28日 (水)

高額医療費制度のおかげです

わが国には高額医療費の自己負担を抑えるありがたい制度がある。

高額医療費制度のうちの「高額療養費の現物給付化」というもので、病院の窓口で支払う金額を一定以下に抑えることができる仕組みだ。この仕組みは平成19年4月から運用されている。

この制度を利用する場合、共済組合や健保組合や市町村の国民健康保険窓口、社会保険事務所の保険給付課などで、医療保険の「限度額適用認定証」を発行してもらうことが必要だ。

今回私が受けた心臓カテーテル治療も、医療費が高額になる。最初は、制度を利用しない立替払いでよいかとも思っていた。しかし病院からの請求金額を聞いて、この制度を利用することにして本当に良かった、と思えた。

私が請求された本人負担分の金額は13万円あまり。これ自体は、あまり驚くほどの金額ではない。だが、この金額を算出する計算式を見ると、本当はどれだけかかっているのかがわかる。

月収53万円以下の世帯の場合は、1ヶ月あたりの医療費の負担額が、

8万100円+(総医療費-26万7000円)×1%

で求められる。つまり、請求金額が13万円の場合、

130,000 = 80,100 + 0.01x - 0.01 x 267,000
x = 5,257,000

実際の金額は、525万円以上に上ることがわかる。これが13万円程の自己負担で済むのだから大変にありがたいことだ。

立て替えた分は、あとで共済組合などから返ってくるとしても、高級車が買えるほどのかなりの金額だ。病院の窓口でこれを請求された日には、いや、心臓に悪い。

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2009年10月25日 (日)

ようやく退院

20日、23日の2日に分けて経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を受けた。

治療箇所は、
(図はこちらのサイト)

右冠動脈に1箇所、左冠動脈は前下降枝に3箇所、回旋枝に2箇所の狭窄がみつかり、これら計6箇所に薬剤溶出型ステント(DES)を埋め込んだ。治療中に聞いた話では、CypherとEndevor が使われたようだ(他の製品が使われたかどうかはちょっと分からない)。

# ちなみに、DESのお値段は一本40数万円より。6本入れると、材料費だけで240万円以上もかかっていることになる。3割負担でも80万円以上。高額医療費制度を利用して自己負担限度額に押さえておかないと、とてもとても・・・。

DESはそれまでのステントより再狭窄が起こりにくいのだが、向こう8ヶ月間で再狭窄が起きなければほぼ生涯、再狭窄は起こらないらしい。そのかわり、血栓が起きるリスクが高まるため、抗血小板薬「硫酸クロピドグレル」(商品名:プラビックス錠)を1年間、バイアスピリンを生涯にわたって投与を受ける必要がある。

# 向こう8ヶ月あまりストレスのかからない仕事をさせていただければありがたいのだがそうもいかないのだろうな。

PCIはバイパス手術(CABG)よりも体に対する負担は小さいのだが、重症の冠動脈疾患の場合はCABGのほうが致死率は低いという論文も出ている。まぁ、CABGは成熟期の技術であるのに対し、PCIは今後もステントや併用する治療薬も進化し続けるだろうからこの先も同じ傾向が続くとは限らない、

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2009年10月15日 (木)

検査入院→退院→入院

冠動脈造影検査の結果、4-5カ所の梗塞が見つかった。そこで、明日から筑波メディカルセンター病院に入院することになった。

今日は、筑波メディカルセンター病院で医師からバイパス手術とカテーテル手術(経皮的冠動脈形成術)のメリットデメリットの説明をいただいた。主に、手術そのもののメリット・デメリット、合併症のリスク、再発のリスクetc.・・・。

梗塞の箇所が多いのでカテーテル手術は無理かと思ったが、医師からは”できると思いますよ”と意外とあっさりと言っていただけたのと、筑波メディカルセンター病院は、カテーテル手術の実施例が多いので(救急も入っているのだろうけれど)技術的に安定しているだろうという予測の下、カテーテル手術をしてもらうことにした。

近頃、自分で調べる気になれば結構調べられるものなので(参考)、説明を伺いながら医師の説明と自分の記憶の乖離が無いかどうかを確認している感じだった。

抗血栓薬の使用期間が長いのと、それによる副作用のリスクもあるのだが、私は遺伝的に脳梗塞のリスクが高い方なので、抗血栓薬の長期投与はむしろ総合的に見てメリットの方が多いかもしれない(血が止まりにくくなると事故時や他の病気で手術が必要な場合のリスクは高まるのだけれど)。

最後に、”最近症状が出たのはいつ?”と聞かれたので、”弱い痛みなら、ちょっと歩くとほぼ毎日”と答えたら、”早く処置した方が良いので今日から入院できない?”と言われてしまった。・・・ま、色々準備もあるのでもう1日延ばしていただいたのだが。

# この辺で狭心症で救急搬送されると、筑波メディカルセンター病院で緊急手術することになるので、その判断もわからなくはない。どうせならきちんとコントロールできる環境下で手術する方が医者も患者も安心だしね。

と言うわけで、予定では10日ほどブログはお休み。治療に専念します。生きていたらまたお目にかかりましょう(その確率は一般的に、98-99%。ちょっとこのデータは古いかな。上手い医師ならもっと高いはずです)。

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2009年10月 8日 (木)

狭心症

まいった。

最近、数分歩くだけで頬の下から鳩尾にかけて、体の前面が痛む。筋肉痛のような痛みで、軽い運動であれば数分でおさまるが、長い場合は10分ほど続く。

5月ころまでは時折痛む程度だったのだが、9月に入ってから毎日、しかもちょっと歩くだけで痛むようになってきたので病院に行くことにした。

家族性高脂血症、高コレステロール血症、高血圧と、循環器系のリスクファクターがそろっているし、父と兄は脳梗塞にかかったし、祖父と叔母は心筋梗塞で亡くなっているので、とりあえず狭心症を疑った。循環器科を受診したが、安静時の心電図では異常なし。後日負荷試験を行なうとのこと。

# で、まだ診断が付かないので家にあったOTCのアスピリンを飲んでおくことにした。

今日、改めて、心エコー+トレッドミル運動負荷試験を受けた結果、安静状態の心エコーでは異常はないものの、負荷試験の心電図では典型的な狭心症のパターンとのこと(詳しい説明はなかったが多分ST降下)。バイアスピリンと、アイトロール(20 mg)を処方された。バイアスピリンは、おなじみのアセチルサリチル酸。

アイトロールの主成分は一硝酸イソソルビド。目的とする作用はきちんと現れており、血圧は110-73(脈拍72)とよくコントロールされているが、運動時の痛みに対する効果はまだ分からない。

初めての服用なので副作用に要注意だが、どうも、服用後2時間程度で、胃もたれ(0.1%未満)、ふらつき(0.1-5%)を感じる。しかし、それほどたいした問題ではない。添付文書の吸排試験のデータによれば、服用後2時間程度で血中濃度が最大になるので、今頃の血圧が異常に低下していないのであれば、服用を続けて問題ないだろう(あとは長期服用の際の副作用で肝機能に影響が出る場合があるので、定期的に血液検査でモニターすることになる)。

# 最近、仕事柄、薬の添付文書を見ると、このデータはPhase Iで取ってるんだなとか、Phase IIの症例あたりの改善程度のスコアにはこういう指標を取っているのかとか、そういうところに目がいく。

運動後の痛みから考えると労作性の狭心症で、多分、器質性だろう。来週は、心臓カテーテル検査を受けて血管造影をして狭窄の部位と程度を特定することになるが、どうも単純な器質性ではなくストレス性の原因もあるような気がする。

# 父が脳梗塞で倒れて見舞に行き始めた時期と、補正予算関係の作業を始めた時期、胸部の痛みを自覚するようになった時期がほぼ重なっているので。症状が悪化するようであれば、仕事の負荷を減らしてもらおうか。

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