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2011年3月の記事

2011年3月13日 (日)

(メモ) 東北地方太平洋沖地震 その3

 地震発生(3月11日14時46分)から、2日と6時間ほどが経過した。ニュースになりにくい身辺の出来事を記録しておく。

 地震発生当日、つくば市では震度6弱との情報だったので、勤務時間が終わった時点ですぐにも帰って住居の状態を確認したかったのだが、職場の組換え生物関係や化学物質関係、電力の供給等を確認するまで帰れず。結局、私の関連する部分では、特にこれらのアクシデントは発生していなかった。ありがたい。

 19時頃帰宅。嫁さんはまだ帰宅しておらず、台所の食器棚をまず確認。ガラス器、陶磁器の破損はなし。食器棚の扉は開いておらず、扉の内側でグラスがひっくり返っていたが、発泡ポリエチレンシートを敷いてあったので破損は免れた。引き出しも全く開放されていなかった。

# 食器棚の製造元である綾野製作所、あなたたちは偉い!良い仕事をしてくれました。扉も引き出しも、しっかりその役割を果たしました。震度6弱でも、私たちの食器は一つたりと割れていませんでした。深く感謝いたします。良いものは安くない。でも、良いものはいい。

 ただ、作り付けのサイドボードに載せてあった液晶テレビが床に落ちていたのは残念。でも、床に傷は付いたけど、テレビは破損はしていなかったので良しとしよう。

 気をよくして書斎へ。書棚に若干乱暴に積んでいた本が十数冊床に落ちていたが、書棚は一切転倒していなかった。建築の際に床下の根太を通常の二倍の密度で設置して床の撓みをおさえておいた。また、書棚の下に転倒防止の樹脂素材をかまして転倒防止金具で壁に固定していたのが有効に働いたようだ。パソコンのモニターが少しかしいでいたが、パソコン本体も無事。大きな問題はなかった。

# 書斎にある7架の本棚の製造元である藤代の小島工芸、あなたたちは偉い!良い仕事をしてくれました。震度6弱の地震のゆれでも扉は開放せず、相当の重量物の乗った棚板(厚さ24mm、MDFベタ芯)も撓むことなく、しっかりその役割を果たしました。深く感謝いたします。良いものはいい。しかも、まとめて購入した際には何も言わなかったのに、少なからず値引きをしてくださいました。

 2Fに上がると、小さなアロエの鉢物がテーブルから落ちて、床の上に砂をぶちまけていた。まあ、このくらいで済めば仕方ない。回収して砂を詰め直して復元。掃除機とモップをかけて、現状復帰。・・・というところで嫁さんが帰ってきた。19時40分頃だろうか。

 風呂場に回ると、シャンプーのボトルが散乱していた。I社の収納は扉が開きやすいらしい。割れ物を置かないように気をつけよう。ここの片付けは嫁さんに任せた。

 台所に戻って断水していないかどうか確認。水は出ているのだが、念のため鍋二つに十数 Lくみ置き。これで飲料水と食事だけなら数日はしのげる。もし断水したらトイレの水洗はあきらめるほかない。

 その後、NHKのニュースを聞きながら、ネットで情報収集。東日本の広範囲を襲った恐るべき惨状に言葉を失う。Twitterは情報が早い。まあ、精度には気をつけないとチェーンメールまがいのデマも飛び交っている。つくば市のサイトはこの時点ではまだつながった。

---

 現状、Twitterによれば時限給水は行われている様だが、つくば市の広い範囲でほぼ断水している。つくば市のサイトはアクセスが集中しているためかつながらないので、情報が断片的になるもののTwitterの方が便利だ。様々な情報によると茨城県の浄水場か関連施設で漏水事故が起こっているため送水を制限しているらしい。

 確認のため茨城県のサイトを見に行ったが、こちらは簡単につながる。つながるはずだ。ライフラインに関する情報がほとんどない。水道被害状況のPDFはあって、どこの市町村が断水しているかはわかるが、それは住民には自明であって役に立つ情報ではない。それは誰のための情報なのか解らない。必要な情報は、どこで故障があり、復旧作業が行われていて、復旧の見通しはどうなのか、なのだ。

2011年3月12日 (土)

(メモ) 東北地方太平洋沖地震 その2

前のエントリーで、

 一方、原子力安全・保安院の発表では1号機周辺のモニタリングでセシウムが検出されたとのこと。核燃料棒自体はウラン235でできているが、セシウ ム137はその核分裂産物。燃料棒の被覆管が何らかの原因で破損した場合には、セシウム137が冷却水と直接接触して溶け出す可能性がある。

 ただし、セシウム137の検出量がわずかであれば、大規模な燃料棒の破損によるメルトダウンに直結する可能性は高くないと考えられる。今後の見通しは不明確だが、冷静に見守りたい。このまま微量であって欲しい。

と書いたが、福島第1原発1号機の建屋が「何らかの爆発的事象」で破損した模様(15:36-16:00)。原子炉圧力容器の建屋か、タービン建屋かは不明とのこと。

 いずれにしても、圧力容器やそれに直結した一次冷却水配管にひびが入ってゆっくり圧が抜けたという状況ではない(圧力容器内の圧力は安定しているとのことなので)。もし、急な圧力上昇によって圧力容器や配管の急速な破壊が起こって一気に水蒸気が解放されたことによる一種の水蒸気爆発なら、それはシビアアクシデントにあたるだろうが、その後では圧力容器内の圧力が下がるはずだ。

 圧力が高いままであるとすれば、圧力容器は破損していないか最小限の破損であり、かつ、今なお相応の温度の熱源が原子炉内にあることになり、しばらくの間は水蒸気の放出に伴う放射性物質の環境放出は継続的に懸念される。

 炉心溶融の進行が先か、冷却水注入による冷却が先か、二次災害に進展しないことを祈る。作業に当たっている方々はしばらくの間緊張が強いられることだろう。頑張っていただきたい。

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NPO法人ジャパン・プラットフォームによる「東北地方太平洋沖地震」の被災者救援が始まります。クレジットカード募金が始まりました。

(メモ) 東北地方太平洋沖地震 その1

2011年 3月11日、14時46分、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」が発生した。気象庁の発表を中心に、記録のためこのエントリーを残す。

3月11日16時発表: 14時46分頃、地震発生。マグニチュード8.4(暫定値)、震源地は三陸沖(牡鹿半島の東南東、約130km付近)、深さ約10km(速報値)。15:30には釜石で4m以上の津波を観測。

 16時30分発表: 平成23年3月11日14時46分頃に三陸沖で発生した地震について、気象庁はこの地震を「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名。また、英語名称は「The 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake」と命名。

 17 時30 分発表: 気象庁、地震の規模をマグニチュード8.4から8.8に訂正。

 22 時00 分発表: 日本各地で津波を観測。

3月13日12時55分発表: 今回の地震について、詳細に解析した結果、地震の規模(マグニチュード)を、8.8から、9.0 に修正(第15報)。(13日20時54分追加の情報)

 三陸海岸など太平洋岸で津波の被害が甚大である。ニュース映像では、入り江に面した海岸付近で建物の3階バルコニーに漂着物がたまった映像が放送されていた。場所によっては津波の高さは10 mを超えていたのではないだろうか。

 また、M7.0以上の大きな余震が続発している。

 地震自体の規模は、日本の観測史上最大。有史以来の記録的地震の推定値と比較しても4-500年に一度あるいは、それ以下の出現頻度と考えて良いだろう。

Yoshin

 人的被害は、「警察庁の12日午前11時半現在のまとめによると、死者が413人、行方不明者784人、負傷者1128人で、避難住民は約21万人」。だが、これは途中経過であるため最終的な被害はさらに拡大するとみて間違いない。

 今回の地震は大規模で震源の範囲も広いことから、各地の電気・ガス・水道などのインフラや生産設備への広範な影響が懸念される。

 東京電力福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所は緊急停止した。停止できたまではよいが、福島第一原発1号機では冷却水の循環システムと緊急炉心冷却システム が故障停止したため、冷却水の水位が下がり炉心の一部の冷却ができない状態が続いている(漏水の疑いもある)。読売新聞より。

圧力を下げる作業が行われる同原発1号機では、施設内の中央制御室の放射線量は、通常の1000倍に達している。現時点では放射線量は少なく、燃料の損傷を示すような異常は検知されていない。すぐに炉心溶融につながる最悪の事態(過酷事故)に発展はしないものの、放射性物質の漏えいの原因につながるような 内圧の上昇、何らかの燃料棒の損傷や異変が起きている可能性がある。

 一方、原子力安全・保安院の発表では1号機周辺のモニタリングでセシウムが検出されたとのこと。核燃料棒自体はウラン235でできているが、セシウム137はその核分裂産物。燃料棒の被覆管が何らかの原因で破損した場合には、セシウム137が冷却水と直接接触して溶け出す可能性がある。

 ただし、セシウム137の検出量がわずかであれば、大規模な燃料棒の破損によるメルトダウンに直結する可能性は高くないと考えられる。今後の見通しは不明確だが、冷静に見守りたい。このまま微量であって欲しい。

 東北地方では広範囲な停電や断水が起こっている模様。共同通信より。

東北で計約410万戸が停電 断水は100万戸以上

 東日本大震災の影響のため、東北、関東地方は12日正午の段階で計約510万戸が停電。うち東北電力管内では11日に引き続き計約 410万戸が停電している。東北電力は、安全確認ができ 厚生労働省水道課によると、宮城、岩手、茨城の3県を中心に北海道から愛知県まで広範囲にわたっ て、少なくとも16都道県の100万戸以上で断水している。た地域から復旧を急ピッチで進めているが、被害が大きく、見通しは立っていない。

 ガスや水道も、地震で大きな被害を受けた東北地方を中心に、広範囲で供給が止まっている。

 東北電力によると、宮城(約138万戸)、青森(約79万戸)、岩手(約75万戸)、秋田(約53万戸)の4県は停電の範囲が全域にわたり、山形県でもほぼ全域の約45万戸、福島県は約19万戸が停電となっている。

 東京電力によると、関東地方では一部地域で復旧作業が進んでいるが、茨城県(約64万戸)、栃木県(約21万戸)、千葉県(約13万戸)など計約100万戸は停電が続いている。東京、群馬、埼玉、山梨、静岡の5都県は全域で復旧している。

 原子力安全・保安院ガス安全課などによると、ガス製造工場の浸水などのため、仙台市や周辺自治体の計約36万戸でガスの供給がストップするなど、少なくとも青森、宮城、岩手、福島、茨城、埼玉、千葉、神奈川の8県の計47万戸で都市ガスの供給が止まっている。

 仙台市ガス局の職員は「ガス漏れの通報も相次いでいる」と話した。

 青森県八戸市の八戸ガスによると、12日中にタンク内のガスがなくなるため、都市ガス供給が停止。八戸市内の約1万6千戸に影響する見通し。都市ガスを製造するための天然ガスが設備の被災で供給できないという。製造再開のめどはたっていない。(共同通信)

 まだ気温が低いので、被災者の健康維持には電力や暖房は必須。ライフラインの復旧のため関係者の奮起を期待します。

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