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2011年3月12日 (土)

(メモ) 東北地方太平洋沖地震 その2

前のエントリーで、

 一方、原子力安全・保安院の発表では1号機周辺のモニタリングでセシウムが検出されたとのこと。核燃料棒自体はウラン235でできているが、セシウ ム137はその核分裂産物。燃料棒の被覆管が何らかの原因で破損した場合には、セシウム137が冷却水と直接接触して溶け出す可能性がある。

 ただし、セシウム137の検出量がわずかであれば、大規模な燃料棒の破損によるメルトダウンに直結する可能性は高くないと考えられる。今後の見通しは不明確だが、冷静に見守りたい。このまま微量であって欲しい。

と書いたが、福島第1原発1号機の建屋が「何らかの爆発的事象」で破損した模様(15:36-16:00)。原子炉圧力容器の建屋か、タービン建屋かは不明とのこと。

 いずれにしても、圧力容器やそれに直結した一次冷却水配管にひびが入ってゆっくり圧が抜けたという状況ではない(圧力容器内の圧力は安定しているとのことなので)。もし、急な圧力上昇によって圧力容器や配管の急速な破壊が起こって一気に水蒸気が解放されたことによる一種の水蒸気爆発なら、それはシビアアクシデントにあたるだろうが、その後では圧力容器内の圧力が下がるはずだ。

 圧力が高いままであるとすれば、圧力容器は破損していないか最小限の破損であり、かつ、今なお相応の温度の熱源が原子炉内にあることになり、しばらくの間は水蒸気の放出に伴う放射性物質の環境放出は継続的に懸念される。

 炉心溶融の進行が先か、冷却水注入による冷却が先か、二次災害に進展しないことを祈る。作業に当たっている方々はしばらくの間緊張が強いられることだろう。頑張っていただきたい。

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コメント

ソースの確認は必要。
http://twitter.com/#!/nhk_kabun/status/46528860568817665
放射線レベルのモニタリング結果が未だ出てこない理由は謎。

 続報、枝野官房長官の報告。

 原子炉圧力容器外での水素の引火による爆発であって、圧力容器は破損していないとのこと。まずはよかった。

 環境放射線のモニタリングの結果も白煙が上がる前よりも低い水準になったとのことなので、炉心溶融による水蒸気爆発で圧力容器が破損したケースであれば、これは説明が付かない。水素爆発の方が説明が付きやすいので、説明としては妥当。

 今後は、海水+ホウ酸(中性子の吸収剤)の注入で冷却を進めるとのこと。これで炉心溶融の進行が収まれば環境中への放射性物質の放出は最小限で済むだろう。このミッションの成功を祈る。

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