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2010年6月27日 - 2010年7月3日の記事

2010年6月29日 (火)

中国産オオムギ遺伝資源のWaxy遺伝子の多型解析

 Google scholarの検索能力は凄いですね。PubMedには記録されていない中国国内の雑誌まで網羅されています。以下に紹介するのは”中国農業科学”という雑誌の論文。中国語です。

ZHU Cai-mei and ZHANG Jing, “Single Nucleotide Polymorphism of Wx Gene Associated with Amylose Content in Barley Germplasm,” Scientia Agricultura Sinica, 2010,43(5):889-898.  

 私も2000年頃、モチ性オオムギのWaxy遺伝子の変異の解析をしていました。博士論文を書いていた頃、岡山大学所蔵の中国産オオムギ遺伝資源のスクリーニングをしましたが、その範囲ではモチ性対立遺伝子をもつ材料は発見できませんでした。なお、上記の論文でも、その頃にpublishされた私の論文を引用していただいています。

  1. 表1のアミロース含量から、中国産オオムギ遺伝資源にはモチ性(アミロース10%以下)あるいは中間モチ(10-%)の材料がある。
  2. モチ性と考えられる在来品種5系統のうち4系統は裸性、1系統が皮性だった。
  3. モチ性の在来品種は全て同一のハプロタイプ(haplotype 1であった)
  4. カナダ産CDC Candleでは401 bpの欠失変異があり、Domon等の結果と一致していた。
  5. ”然而,在中国所有的低AC 材料中,在这几个位点均没有发现与这两份对照材料相同的碱基变异。”(中国の低アミロース材料には、対照材料の変異と相同な2つの変異はなかった?)
  6. ”另外在中国低AC大麦Wx 的几个内含子中,也检测到数个大小不等的InDel 片段。”(中国の低アミロースオオムギのWx遺伝子には様々な大きさの挿入欠失変異があった)
  7. アミロース含有率30%を超えるオオムギ系統があった。

 日本、朝鮮半島産に見られた5' UTRに401 bp欠失のあるモチ性オオムギのwx alleleは中国本土にはなく、他のタイプの挿入欠失変異で低アミロースになっていると考えられたというところは、私の学位論文の推定とも一致しています。また、小さな挿入欠失があちこちにあって、オオムギのモチ性変異も多元的と考えられるところは、河瀬さん等のアワのモチ性遺伝子の解析と傾向は一致しています。この論文の著者は、系統樹の上で低アミロースのalleleと野生型が混在しているところで起源の推定に迷っている様ですが(私の読解力ではそう見えます)、ここは最も単純に、それぞれの低アミロースのalleleの起源は異なっていて独立にウルチ性のalleleから派生した変異なのだと推定した方が合理的でしょう。
 ただ、面白いのは中国産のモチ性オオムギでもゼロアミロースの自然突然変異体は見られないところ。何なんでしょうね。

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2010年6月28日 (月)

7泊8日入院決定

 本日病休。筑波メディカルセンターを受診。
 昨年とは別の3箇所について、PCIの適用が適当とのこと。血液検査の結果から見てもHbA1cは6%以下と高くないので糖尿病とは考えられず、バイパスよりはDESが良いだろうと。
 既にDESを留置した6カ所については、血栓や再狭窄は認められなかったので、そちらのリスクは高くないと考えて良いだろう。
# 患者的にも、PCIのみであれば術後の投薬が増える訳ではなく、日常生活の留意点も同じなのでその方がありがたい。

 結局、3カ所の病変(右冠動脈後下降枝手前、#3に1カ所、左冠動脈#11と#15に各1カ所)を2回に分けて治療するため7泊8日の入院と言うことになった。
---
血圧: 120-80以下でコントロールされている。
血液検査の結果
 LDLコレステロール: 74
 HbA1c: 5.6
なので、測定できる動脈硬化のリスクファクターはよくコントロールされている。その他、肥満、運動不足などが言われているが、これらはLDLコレステロール値に影響して動脈硬化を進めるのであれば、投薬でコントロールされているはず。

前回の治療から8ヶ月で新しく狭窄ができていたことに医師も不思議がっていた。

あとは性格とストレス?性格は直るものではないしなぁ・・・。

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