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2009年9月13日 - 2009年9月19日の記事

2009年9月17日 (木)

水稲の生育モデル

水稲の生育モデルを探している。

SIMRIW: Horie et al. 1987
ORYZA1: Kropff et al. 1994

あたりが有名どころかと思ったら、改良版にあたるORYZA 1N(Aggarwal et al. 1997. リンク先の論文はSwine et al. 2006. DOI: 10.2134/agronj2006.0204)というものもあるようだ。この分野は全くの素人なので、論文のIntroductionが只で読めるのはありがたい。

で、生育モデルを使って何をしたいのかというと、通常の生育モデルの使い方はあてがわれた環境で、どのくらいの期間にどのくらいの生育ステージに達し、収量がどのくらいの水準に達するかを予想することだが、私が必要に迫られているのはその逆。

移植後の生育期間を110日として、温度環境、光環境をどのように制御すれば、最低どのくらいの収量水準を達成できるか、という”納期”と”仕様”に合わせて栽培環境を制御するのに生育モデルを役だてたいと考えている。

・・・そこまで私の仕事の範囲なのかどうかは疑問なのだが、いずれは、1年のうちの決められた時期にイネを温室栽培する際に”光熱費”と”収量”のバランス、要は栽培のコストパフォーマンスを最適化するための科学的な根拠が必要とされるだろうから、計画的な栽培には、この手のシミュレーションができるに超したことはない。

もっとも、あんまりモデルが複雑になってパラメーターが多くなると、実測データを取るのが大変で、かえって実用性がなくなるから多少予測精度が落ちても簡便なモデルの方が良いかもしれない。ORYZA 1NのようにLAIや乾物生産量のデータを取らなければならないのでは、栽培の片手間でやるにはちょっと荷が重い。

# 妄想ですが、RILs集団の各系統を、この種の生育モデルに当てはめて、系統の固有値として得られるパラメータのQTLマッピングができると、感光性、基本栄養成長性etc.といったイネの基本的な生育特性を表すパラメーターを同時にマッピングできたりしてね。

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2009年9月15日 (火)

インフルエンザが重症化した場合には良いかも

国内製薬メーカーもがんばってます。UMNファーマ、第一三共、富山化学工業、そして塩野義。

点滴用インフル新薬、初の国産申請へ タミフル並み効能

2009年9月15日10時49分

 【ワシントン=勝田敏彦】抗インフルエンザ薬のタミフル、リレンザに次ぐ「第3の薬」として期待される「ペラミビル」ついて、塩野義製薬(大阪市)は、 サンフランシスコで開かれた国際会議で「1回の点滴でタミフルを5日間飲むのと同程度の効き目が臨床試験(治験)で得られた」と報告した。11月までに厚 生労働省に承認申請して、来秋の発売をめざす。

 日本はタミフルとリレンザを備蓄しているが、いずれも輸入に頼っている。承認されれば、初の国産のインフルエンザ薬になる。タミフルには、耐性を持つ新型の豚インフルエンザウイルスがあることが報告されている。

 飲み薬のタミフル、吸入薬のリレンザに対して、ペラミビルは点滴薬で、重症患者に対しても投与できることでも関心を集めてきた。

 ペラミビルは、ウイルスの増殖を妨げる働きがあり、米製薬会社がインフルエンザ用の筋肉注射薬として開発し、実験では新型インフルに対して効果を 示すことがわかっている。塩野義製薬は点滴薬として開発中で、日本、韓国、台湾で1099人の季節性インフルエンザ患者を対象にした最終段階の試験を行っ た。

 その結果、症状の回復までかかった時間は、タミフルとほぼ同じかやや短い時間だった。

 ペラミビルは06年、米食品医薬品局(FDA)から承認を急ぐべき薬の一つとして指定を受けている

海外ではタミフルの注射薬も開発中と言いますが、重症で薬が飲めない場合は注射や、この製剤のように点滴で投薬するほかありません。そう言うケースにも対応できる選択肢が増えるのは良いことです。

同じニュースが読売新聞にも出ていますが、点滴で投与するというこの製剤の特徴を見出しでフィーチャーした点では朝日の記事の方がポイントが高いですね。

しかし、抗インフルエンザ薬の治験の被験者募集とか、インフォームドコンセントとかどうするんだろう?高熱で頭が痛いときに説明文書を読まされるのは結構きついものがあると思うのだが・・・。

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