2014年12月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のトラックバック

どこからきたの?

  • なかのひと

Google Analytics

« 2009年7月12日 - 2009年7月18日 | トップページ | 2009年8月2日 - 2009年8月8日 »

2009年7月26日 - 2009年8月1日の記事

2009年8月 1日 (土)

宇宙でなければできない実験か?

商品の宣伝効果はあるでしょうが・・・

「下着の実験も成功」若田さん今夜地球へ

 【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)=中島達雄】日本人として初めて宇宙に4か月半滞在した若田光一飛行士(45)が30日朝(日本時間30 日夜)、地球に帰還中の米スペースシャトル「エンデバー」で元気な姿を見せ、「におわない下着の着用実験は成功した」と笑顔で語った。

 若田さんはこの日、米メディアからのインタビューに対し、日本のメーカーが宇宙長期滞在用に開発した、汗のにおいを吸収する下着の着心地について答えた。若田さんは「1か月間着用し続けたのに、仲間は気が付かず、文句も言われなかった」と話した。

 マーク・ポランスキー船長は「我々は任務をやり遂げた。帰還の時だ。できれば、雲一つないケネディ宇宙センターに降りたい」と語った。

 エンデバーは31日午前10時48分(日本時間31日午後11時48分)に着陸する。

(2009年7月31日11時37分  読売新聞)

いえね、若田さんがどうのと言う気はさらさらありません。これは宇宙でなければできない実験・・・では無いような気がするのは私だけでしょうか。

ちなみに件の下着は「マキシフレッシュ」という製品だそうです。

# 男性用パンツ一枚\3,500!

人気blogランキングへ←このへん、クリックしていただけますと、私も若干元気になるかもしれません。

2009年7月30日 (木)

あれ?こっちはGLPではないんだ

受託分析機関が行う農産物の残留農薬検査では、分析機関の行う分析の信頼性を農林水産省が保証する農薬GLPが制度化されている。

この他、化学物質や医薬品の製造販売承認申請のバックデータ、食品衛生検査など法による規制が関連する分析の分野では所管官庁によるGLPが実施されており、分析の精度を保証している。

しかし、健康診断の際や、病院から患者さんの検体を預かって様々な分析を行う臨床検査の分野には、GLPは存在しないようだ。規制法に関連しないのと、臨床検査は個々の病院でも行うのでGLPが設定されるとえらいことになるのかも知れないが、サンプルの抜き取り検査で行われる生鮮食料品の残留農薬検査がGLPで精度保証しているのに対して、こちらの方が我々の健康に直結していることを考えると、臨床検査の数値はデータの精度管理に関する公的機関の保証がないのはどこかアンバランスな気がする。

医薬品の開発においても、前臨床試験はGLPで行って精度管理されているが、治験(臨床試験)の際に患者さんや健常な人から得られる臨床データについては、GLPが適用されない。被験者の安全確保という点からGCPで規制しているのは当然のこととしても、動物実験にはGLPを要求しているのに、治験のデータの精度保証はGLPではなくて病院や臨床検査会社の自主基準で良いというのも何だか釈然としない。

分析データの精度次第で、我々の生活に直結したリスクに対して影響を与えるという意味では、犯罪捜査におけるDNA鑑定もそうだ。足利事件のように、分析の精度管理の如何で人の運命が左右されることもある。

犯罪捜査の場合は、警察で行われる証拠品の取得・押収、保管、分析、分析データの保管・解釈、取調べの際の被疑者や参考人の証言との照合、といった一連の作業のセットに対して業務方法書とSOPのセットを完備するとなると捜査員の機動性が殺がれてしまうのかも知れない。行政手続きなので製造業のISOのような標準化は無理だとしても、ある程度はヒューマン・エラーを防いで信頼性を確保するための工学的な工程管理の工夫が必要なのではないかと思う。

人気blogランキングへ←このへん、クリックしていただけますと、私も若干元気になるかもしれません。

2009年7月29日 (水)

ブルーマンは医と食の壁を乗り越えるか!?

食品添加物として使用されている色素、青色1号(ブリリアントブルーFCF)に神経の損傷からからの回復を早める効能が見つかった。論文はラットを使用した実験。

“Systemic administration of an antagonist of the ATP-sensitive receptor P2X7 improves recovery after spinal cord injury,” http://www.pnas.org/content/early/2009/07/24/0902531106.abstract.

こちらの記事では、ブリリアントブルーFCFを投与されたラットが青く染まっているところに注目しているようだ・・・まぁ、一種、チャーミングではある・・・が、私は別の意味で興味深い研究だと思う。

これまでも医薬品として使われる成分が、食品添加物に使われてきたケースはいくつかある。たとえば、甘草のグルチルリチンや、CoQ10など。しかし、逆のパターンで食品添加物から医薬品になったというケースは聞いたことがない。さて、どう展開されるのか。

食品添加物なので、経口投与の際の安全性は実験的に確認されている訳だが、投与経路が違えば毒性が現れないとも限らないので、もし、医薬品として使用するつもりであれば、動物実験の際には、青いラットの群れが見られるだろう。そして、治験の段階になると・・・ブルーマンショー?

ブリリアントブルーFCFそのものは特許で保護されないので製薬会社は開発のモチベーションを持たないだろうが、投与方法によってはこれからまだ特許がとれる可能性は残されている。今後に注目。

人気blogランキングへ←このへん、クリックしていただけますと、私も若干元気になるかもしれません。

« 2009年7月12日 - 2009年7月18日 | トップページ | 2009年8月2日 - 2009年8月8日 »

twitter

  • Bernard_Domon

Ranking

  • にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
    日本ブログ村
無料ブログはココログ