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2009年5月24日 - 2009年5月30日の記事

2009年5月28日 (木)

TG霊長類

実験動物中央研究所-慶応大のラインですかぁ・・・。

霊長類の生殖系列に外来遺伝子を組み込むことに成功した報告。基本的な操作はTGマウスと同様の模様。小型霊長類なので管理・繁殖など色々とやりやすかったのだろう。

# 執るべき拡散防止措置はP1Aですね。

遺伝子組み換え:小型サル誕生 霊長類で初

 サルの仲間のコモンマーモセットで遺伝子を組み換えた個体を誕生させることに、実験動物中央研究所と慶応大の研究チームが成功し、28日付の英科 学誌ネイチャーに発表した。組み込んだ遺伝子が体内で働いていることが霊長類で確認されたのは世界初という。人間に近い霊長類に病気の原因遺伝子を組み込む実験が可能になり、パーキンソン病など神経や脳の難病研究に弾みがつきそうだ。

 実験動物中央研究所の佐々木えりか・応用発生生物研究室長らは、サルより小型で妊娠期間が短く、一度に2~3匹の子を産むコモンマーモセットに着目。高濃度の溶液中で受精卵を縮ませ、遺伝子の運び役となるウイルスを効率よく送り込む手法を開発した。

 この手法で、体内で緑色蛍光たんぱく質(GFP)を作る遺伝子を80個の受精卵に導入し、延べ50匹の雌の胎内に戻したところ、4匹が妊娠し計5匹の子が生まれた。5匹すべてで導入した遺伝子が働き、GFPが作られていた。うち2匹では精子や卵子にもGFP遺伝子が導入されていた。この精子と、通常の雌の卵子を体外受精させ、子を誕生させたところ、GFP遺伝子が受け継がれていた。

 研究チームの岡野栄之・慶大教授は「霊長類で難病のモデル動物を作り、治療法の開発につなげたい」と話している。【西川拓】

次の目標は難病モデル?となるとノックアウト、ノックダウン個体の作出が次の目標。

生殖系列に遺伝子を導入した遺伝子組換え霊長類は世界初だが、広い意味では遺伝子治療に成功した”ヒト”も遺伝子組換え霊長類にあたる。そう言う意味では”霊長類で初”ではない。

ちなみに、ヒトの感染受容体を付与したモデル・マーモセットの作出は大臣確認実験にあたるので要注意。

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本日21時現在の新型インフルエンザ感染例は352名(成田検疫の8名を含む)。5/16のヒト-ヒト感染国内初確認から13日目。(本日のニュースソースは毎日新聞)

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2009年5月27日 (水)

季節性インフルエンザへの対応強化

北大獣医学部の喜田先生が読売新聞東京本社で講演したんですね。5/26読売新聞より。

北大・喜田教授「季節性インフルにも新型同様の対策を」

 新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)への対処方針見直しなどが進む中、北海道大の喜田宏教授(獣医微生物学)が22日、読売新聞東京本社内で講演した。

(略)

一方、季節性インフルエンザの死者は、国内で毎年1万~2万人、全世界では25万~50万人とされる。「今回の混乱を見ていると<新型>という言葉 のマジックにかけられている印象が強いが、新型だけを特別視するのではなく、犠牲者の多い季節性への対処法の充実が大事だ」と語った。

 具体的には、ウイルス全体を入れた「全粒子ワクチン」による予防強化を提示した。全粒子ワクチンは1971年まで使われていたが、副作用が問題と なり、現在は安全性が高いHAワクチンが使用されている。しかしウイルスを除外したワクチンの効果には疑問が示されており、喜田教授は「ワクチンのメリッ トとデメリットを冷静に判断する時期に来ている」と、より効果的なワクチン準備の重要性を説いた。

(略)

行政はリスクに応じた対応を、という意味では季節性インフルエンザに対する対応を手厚くするのが合理的だ。国内で年間1-2万人が亡くなっているのであれば、交通事故並のリスクだ。交通事故撲滅キャンペーンはあるがインフルエンザ撲滅キャンペーンは聞いたことがない(当たり前か)。新聞社も折角、勉強会を開いたのだから、こういう情報を社会に発信し続けてほしいものだ。

ワクチンの交差効果を期待するなら、あまり力価の高くないトリ・インフルエンザやブタ・インフルエンザの全粒子ワクチンで基礎免疫をつけておいて、シーズン・イン前にコンポーネント・ワクチンの追加接種というのは一つの方法かもしれません。しかし、特異性を期待して、特定の株の全粒子ワクチン一辺倒の生産をするとなると、国民の接種率を上げた場合、ワクチンの生産が追いつかなくなる恐れもあり・・・実施は難しいのでは?

UMNファーマのように高効率でコンポーネントワクチンを作る技術もできてきているので、こういう場合は使い分けが肝心かと。どのみち一回接種ではあまり予防効果は期待できないのだから。

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本日21時現在の新型インフルエンザ感染例は354名(成田検疫の8名を含む)。5/16のヒト-ヒト感染国内初確認から12日目。(本日のニュースソースは毎日新聞)

感染者数の差分が明らかに小さくなってきており、国内でのヒト-ヒト感染はほぼ終息した感じ。

# 共同通信によると364名(検疫段階含む)。

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2009年5月26日 (火)

Long long review

EFSA GMO Panel Working Groupの動物実験に関する報告書が、Food and Chemical Toxicology 46 (2008) S2–S70として公表されている。

EUの食品安全性の専門委員会が、食料用および飼料用として使用することを目的として開発された遺伝子組換え作物の安全性および栄養性の評価における動物実験の役割について評価した文書だ。仕事上の関わりがあるので読み始めたのだが、abstractだけで約3ページ。本文は59ページもある。とりまとめに関わったマンパワーもたいしたものだ。

心して読まねばなるまい、とは思うのだが、これだけ大部だと持って歩くだけでしんどい。こつこつ読まなくては・・・ほぼ涙目。

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本日21時現在の新型インフルエンザ感染例は352名(成田検疫の8名を含む)。5/16のヒト-ヒト感染国内初確認から11日目。(本日のニュースソースは毎日新聞)

# 治った人は差し引いてる?

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2009年5月25日 (月)

新型インフルエンザ、感染拡大も小休止?

気温も湿度も高くなりつつある。そろそろ流行も終末期か?

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本日25時現在の新型インフルエンザ感染例は345名(成田検疫の4名を含む)。5/16のヒト-ヒト感染国内初確認から10日目。(本日のニュースソースは読売新聞)

# 治った人は差し引いてる?

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