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2008年8月29日 (金)

アンピシリンが目に入った場合

「アンピシリンが目に入った場合」・・・という検索ワードでこのblogを訪問した方がいるが、・・・そういう場合、 とりあえず大量の水で洗うしかない。

目に入った物質の安全性がわからない場合には、まず洗う。Webで探すのはそのあと。blogなんか見てる場合ではないのだ。

アンピシリン、正確にはアンピシリンあるいはアンピシリンナトリウムがあるが、もともと医療用の抗生物質だ。 現在もヒトおよび動物用注射薬あるいは内服薬として用いられており、 注射時のペニシリンショックを除いて急性毒性がでることはまず無い。培地用のストックの100 mg/uLくらいの濃度のものが目に入った位では特に問題はおこらないだろう。

遺伝子組換え実験によらず、核酸やタンパク質を対象とした実験では、毒薬、劇薬も扱う。その他の化学物質で、 毒性や発ガン性はあるが一般にはそれほど流通していないので法律の規制の対象にはなっていないものもあつかう。 取り扱いを間違うと危険な物質を扱っている以上は、そのリスクを承知した上で扱うことが重要だ。それが嫌なら、 研究なんてしようと思わないこと。

自分の使う試薬が、もし目に入った場合にどうなるか、口に入った場合にどうなるか、皮膚に触れても大丈夫かくらいはあらかじめ調べておこう。

・・・ていうか、どうすればアンピシリンが目に入るかな。ま、フェノールじゃなくって良かったね本当に。

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コメント

以前、直メールでいろいろご教授いただきましてお世話になりました。それ以後、ここを訪問しては読ませていただいております。

かなり前になりますが、うちでも卒研生が、シークエンス用のアクリルアミド溶液を目に入れたことがありました。何せ相手は神経毒として有名ですので、直ちに多量の水でしばらく洗浄、それから眼科に連れて行って診察を受けたことがあります。幸い特に異常は診られないということでホッとしました。スターラーを強く回しすぎて滴が飛んだようですが、伊達メガネの必要性を感じました。

三浦様、コメントありがとうございます。

頂いたコメントについて、コンプライアンスに問題がないかどうかちょっと悩んだところですが、公開することにしました。と言いますのも、コメントを頂いたケースのような場合、実験をするのが労働者であれば、労働安全衛生法の規定で安全眼鏡の着用は義務ですので、着用していないで事故を起こした場合、法人が使用者として責任を問われます。

学生の場合は、大学と雇用関係にあって報酬を得る労働者ではありませんので、労働安全衛生法の保護の対象にはなっていないと考えられます。ですので、大学としての配慮の義務はあるものの、直ちに違法性はないと判断してコメントを公開させていただくこととしました。

この点、現行法に不備があるように思います。文部科学省マターですが、高等教育局はどう考えているのでしょうか。

いずれにしても、学生はこの国の将来を担う有為の人材です。先生の仰るとおり、これにとどまらず自主的な安全対策は必要ですね。

なるほど、コンプライアンスにも問題があったかもしれないわけですね。注意したいと思います。

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