消費者行政って何だ?
消費者行政推進会議の初会合が開かれた。
会議の目的は、消費者行政を一元化する組織を作ること、だそうだ。究極的には、「消費者や生活者の視点に立った行政」 の実現が目的であるとも言えるだろう。
だが、”消費者行政”と言う言葉が指し示す”消費者”とは、あるいは”生活者”とは一体何だろう?首相が所信表明演説でわざわざ 「消費者や生活者」と区別しているからには、それぞれ違う意味を持っているに違いない。
その「消費者や生活者の視点に立った行政」というのは、つまるところ何をしたいのだろうか?例として「BSE問題、年金、住宅偽装」 を取り上げているが、それぞれに問題の所在が異なっており、処方箋も違う。単一の行政府がどうにかできる問題でも無いだろう。
# 年金問題は消費者とは関係ないので「生活者」なのかな。
たとえば”消費者庁”に食品表示の問題で電話で照会したら・・・
「はい消費者庁で御座います。ご用件を承ります。」
「食品表示の件でお電話を差し上げたのですが、現在の輸入食品の表示は原産国が全部表示されてる訳じゃないって言うじゃないですか。 原産国を全部表示するようにしていただけないと、私、不安で不安で・・・。」
「ご用件、確かに承りました。では、食品表示はJAS法に規定されておりますので所管している農林水産省につなぎます。(あるいは、 「勧告します。」)」
・・・なんていう役所を作ろうというのではないよね。
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