« 消費者行政って何だ? | トップページ | 最果タヒと言う詩人 »

2008/02/15

”西部のしみの議定書”あるいは直訳分子生物学

たまたま、ファージ抗体について調べていて「西部のしみの議定書」というコトバに出くわした。

こちらのホームページだ。

素直に”ウエスタンブロットのプロトコル”と書けば良いものを・・・。何が何でも直訳しないと気が済まないらしいので、 珍妙な表現であふれている。

  • 緩衝媒体および解決(多分、buffer solution and medium だと思う)
  • 植物ティッシュ文化(多分、植物組織培養、plant tissue culture)
  • DNAの仕事のための緩衝調理法(調理法って・・・?)
  • 実質の時間PCR(realtime PCRなんだろうな)

とにかく、Protocolを全部「議定書」(条約の具体的な中身を決める文書)と訳しているので、妙な議定書であふれかえっている。 もともとはまじめなホームページであるだけに、 悲喜劇というべき有様だ。

今時の自動翻訳の水準ってこんなものなのかな。

 

人気blogランキングへ←クリックしていただけますと筆者が喜びます!

 

|

« 消費者行政って何だ? | トップページ | 最果タヒと言う詩人 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ”西部のしみの議定書”あるいは直訳分子生物学:

« 消費者行政って何だ? | トップページ | 最果タヒと言う詩人 »