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2008年1月17日 (木)

クローン牛肉が既に売られていた?と言う記事

中日新聞より。 

クローン肉、既に流通か 米紙が報道

2008年1月17日 01時12分

 【ワシントン16日共同】16日付米紙ワシントン・ポストは、   クローン動物の子孫から生産された肉類が既に米国内の市場に出回っている可能性があると報じた。

 クローン動物やその子孫から生産した肉類や乳製品について、米食品医薬品局(FDA)は業者に対して販売自粛を要請してきたが、FDAが15日に一部の食品について安全宣言を出した以降も、農務省は「引き続き自粛を要請する」としていた。

 同紙の取材に対し、カンザス州の畜産業者は実名で、受賞歴のある牛からつくったクローン牛の精液を過去数年の間、米国内の食肉業者に販売してきたと答えた。この畜産業者は「クローン技術が実用化されていないとか、市場に出回っていないというのはおとぎ話だ」と話した。

 また、クローン牛をつくる米国のバイオ企業の幹部は、クローン牛の子孫の何頭が食料として供給されたか追跡することはできないと述べたという。

 日本の肉牛は全頭IDで個体管理されているので、 親の遺伝子型を管理できればクローンの後代かどうかもある程度分かる可能性がある(ただし、凍結配偶子を利用した場合とクローンの後代の場合とでは区別できない場合もある)。しかし、アメリカの場合はそもそも一頭ごとの個体管理も識別もされていないので追跡することはまず無理。

 とはいえ、健康被害が出るはずもなく・・・アメリカの牛肉なので品質管理はそんなものでしょう。 たいして不思議ではありません。処罰の根拠になる法令もなしで、USDAも生産者に”自粛”を求める以上の対策が執れない状況ではいつまでも止められる訳もなし。技術的に可能なものはいずれ実現することになる。

 なお、食肉と言う製品としての”クローン”の表示は、そもそも生産プロセスがきちんと管理できていないと信頼できるものにはならない(科学的に区別する方法は無い)ので、遺伝子組換え作物と同様、”クローン・フリー”の表示の方がコストをかけて生産過程から管理して差別化をはかることになるのだろうな。

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