Food Science ”コシヒカリBLは、情報隠しではない(2)”に思う
松永和紀さんがFood Science "コシヒカリBLは、情報隠しではない(1)"で、 「そもそもコシヒカリとコシヒカリBLの何が違うのか、科学的に考えてみたい。」と書いていたので、 どういう落としどころになるかとちょっとハラハラしながら見ていたのですが、続編の(2)では、 a.マルチライン品種についての技術的な説明があり、b.「産地品種銘柄」との関係について制度上も異常なことはしておらず特に問題はない、 と纏めていた。無難なところでしょう。
一方で、泉田知事は「BLは新潟でしか作っていないから、偽物なら分かる。消費者の信頼を勝ち得ていくために、 胸を張ってBLを推進していく環境を作っていくことが重要だ」と述べているとか。
本当は、コシヒカリBLを推進したいのか、したくないのか。どっちだ?
これは、知事のスタンスの問題なのか、報道のバイアスの問題なのかよく分からなくなってきましたが、「胸を張ってBLを推進していく」 のであれば、私はこれ以上何も言うことはありません。
ただ、コシヒカリBLの育成のために15年という歳月をかけて働いてきた技術者の苦労には報いてあげて頂きたい、と切に願う。
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