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2007/09/25

ワタシ、こういうものに目がないんです(ポータブルタイプのDNAフィンガープリント装置)

大抵の方から見ると、あいつ変なものに萌えてるなーとあきれられそうですが、こういうポータブルのラボって大好きです。

NEC製のLabOnChipのPCRと、電気泳動装置のパッケージですが、

  • 電源はどうしてるの?
  • スループットは何サンプルくらい?
  • 電気泳動の検出系の光源とディテクターは何?
  • 蛍光色素は何を使うの?
  • 泳動用のポリマーの充填はどうするの?
  • 泳動用のチップはディスポ?
  • PCRのサイクルは操作できるの?
  • DNAフラグメントの分解能は200bpに対して何パーセント?
  • 写真にはキーボードも一緒に写ってるけど、PC内臓?
  • だとすると、ネットワークに繋がるよね。バンドパターンでデータベースサーチができるのかな?

などなど、知りたいことで一杯です。ちなみに、おいくらくらいなんでしょうか・・・。ま、今の仕事では使い道も無いし、 買えやしませんけどね。

組換え作物や品種識別の現場に持ち込めると、一次スクリーニング的な迅速診断に使えそうなので、 農学方面でも結構用途は広いかも知れません。メーカーの言うように「犯罪の抑止に貢献できる」・・・かどうかは、実に微妙ですが。

かつてMJ-research(現bio-rad)でMML-0150というモバイルラボがありました。 アメリカ陸軍あたりの要請でバイオテロ対策用に作られたもので、 良くあるタイプのPCRと電気泳動セットをでかいアタッシュケースに詰め込んだだけの代物でした。さすがにそれは大きすぎると思いましたが、 今度のは一味違います。

もっとも、植物用の簡易DNA抽出法と組合せないと、農学系では威力半減ですが。

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