研究者の神頼み
今日も科研費の流用がニュースになった。 見出しは、”国立天文台教授が科研費で「神頼み」、お札購入に流用”
以下に記事の一部を引用する。
しかし実際には教授はこの「謝金」を、会議の際の飲食代やタクシー代、研究メンバーの結婚式の際の祝電代などに使っていた。 また太陽観測衛星に積み込む望遠鏡での観測実験成功を祈るため、秩父神社(埼玉県秩父市)のお札を8000円で購入した。
・・・・絶句するほか無い。大体、科学者ともあろうものが神頼みだなんて。しかも、
教授がお札を買っていた秩父神社は、「星の神様」とされる「妙見様」という女神をまつっている。
太陽観測衛星なのに、「星の神様」とは。太陽のことでお願いするならやっぱり天照大神でしょう。しかも、 この一件については、
小暮智一・京都大名誉教授(天文学)は「今回のケースは明らかに『研究目的』から外れており、 少額といっても許されるものではない。だが、研究者は長い時間をかけて一つの実験に没頭することが多く、 神頼みしたくなる気持ちは理解できる」と話している。
「神頼みしたくなる気持ちは理解できる」・・・って、でも研究費で神頼みしてもご利益があるんでしょうか?
さて、研究者の皆様、神頼みをするのなら自ら汗をかいて稼いだポケットマネーでいたしましょう。
# あれっ?論点がずれてる?
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント